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梅雨の大敵・カビのもたらす2つの大問題
梅雨の時期になると、多くのお客さまから「室内にカビが発生している」というご相談をいただきます。
しかし実は、私たちが普段暮らしている室内には、空気中に常に細かいカビが浮遊していると言われています。この小さなカビ菌が、さまざまな条件を満たして爆発的に増殖することで、目に見えて「カビが生えた」という状態になります。
室内に目に見えるほどにカビが発生すると、次の2つの大きな問題を引き起こすおそれがあります。
①健康被害
室内にカビが発生した状態でカビの繁殖条件を満たしてしまうと、カビはどんどん増殖します。このとき、カビは胞子を空気中に放出することで増殖を図るため、空気中に見えないカビの胞子が大量に浮遊します。この胞子を吸い続けてしまうことで、人体に影響を与える可能性があります。カビの種類によりますが、感染症・アレルギー・中毒症などをはじめとする、さまざまな疾患へとつながるおそれがあります。
以下は、カビによって引き起こされる可能性のある具体的な疾患の例です。
◎アレルギー性鼻炎
◎夏型過敏性肺炎
◎真菌性肺炎
◎気管支肺アスペルギルス症
◎シックビル・シックハウス症候群
◎皮膚真菌症などの感染症や、喘息などのアレルギー反応を起こしてしまう
◎白癬菌による水虫の発症
室内にカビが発生したまま放置してしまうと、日常的に不快な症状や、健康に甚大な被害をもたらす恐れがあります。カビが発生しているにも関わらず、気が付かずにそのままにしてしまうと、いつのまにか健康に影響が及んでしまうおそれがあります。
②住宅被害
空気中を浮遊しているカビは、湿度や室温といった条件がそろうと、壁や床に付着し、増殖を開始します。初期段階では表面のみであっても、そのままにしておくと建材の奥や裏側や下地まで入り込み、建物の重要な部分にある木材を腐蝕してしまうおそれがあります。また、壁紙がはがれてしまったり、浴室内を衛生的に保てなかったり、外壁に影響が出たりと、自宅の見た目にも内部にも影響が出てしまう可能性があります。
また、床下や屋根裏など、気が付きにくい建物の内部にカビが増殖してしまうと、空気中にカビが多量に浮遊していることに気が付かずに生活をしてしまい、住宅被害とともに健康被害を引き起こすおそれがあります。
カビの発生原因&発生しやすい場所とは?
カビが増殖する原因とは?
繰り返しになりますが、カビは基本的に空中を浮遊しています。一般的に、カビが問題として挙げられるのは、「目に見えるほどに増殖している状態」にあります。
カビは、以下の4つがそろうことで増殖を始めます。
・気温(25℃~30℃)
・湿度(70%以上)
・栄養(塗料・接着剤・木材・ホコリ・ゴミなど)
・酸素
これらの条件が揃うと、カビは2~3日ほどで目に見える塊にまで増殖し、一週間ほどでさらに胞子をたくわえ、周囲に散布します。
カビが発生しやすい場所とは?
前項で解説した通り、カビは特定の条件が揃うことで増殖を開始します。
先ほどの条件に合う屋内の場所として挙げられる代表例は以下です。
・トイレやキッチン、浴室など、湿度が高くなりがちな水回り
・北側の部屋など、日当たりの悪い場所の壁紙・床
・ホコリのたまりやすい家具・家電の裏側
・押し入れやクローゼットの中
・結露しやすい窓周り
これらの場所は、気温・湿度・栄養(・酸素)といった条件を非常に満たしやすく、カビが発生しやすいと言えます。そのため、これらのカビが発生しやすい場所には、常日頃からの対策が重要となります。
カビ対策実践法 掃除&対策のポイントカビ対策実践法 掃除&対策のポイントカビ対策実践法 掃除&対策のポイント
ここまで、カビがもたらす問題や、増殖する原因や・発生しやすい場所について解説しました。カビの特性や危険性がわかったところで、どのような対策が有効かを知りたいと思われた方も多いかと思います。以下では、カビ対策として有効な実践法について、詳しく解説します。
カビ対策&防止にはこまめな掃除が有効
まず、カビ対策に最も有効な方法は「掃除」です。カビは、放置してしまうとどんどんと根を深め、胞子を巻き、増殖します。そのため、カビが発生してしまった場合にはなるべく早い段階での除去が必要です。
カビは2-3日で目に見えるほどの塊に成長するので、このことから、カビの発生しやすい箇所を「こまめに」掃除することが必要となります。湿度が高い時期は、1ヶ月前は何もなかった場所がカビだらけになっていた…という事態も少なくありません。
その他にも、カビ対策・防止として実践的な方法を以下でご紹介します。
ホコリ・ゴミを放置しない
カビはほぼ全ての建材を栄養とすることができるうえに、ホコリやゴミがあるとさらに増殖の速度が増します。そのため、部屋の隅などにあるホコリや細かなゴミを放置したままにしておくと、それらを媒介してカビが増殖するおそれがあります。
特に北側の部屋や洗面所、キッチンやクローゼット・押し入れの中など、カビの発生しやすい場所はホコリ・ゴミが残らないよう、隅まで掃除機で吸い取りましょう。
家具は壁から離して設置&定期的に掃除
移動することが少ない大型の家具の裏は、カビの温床となるおそれがあります。大型のタンスやテレビ台、本棚といった家具の裏側でカビが発生してしまった場合、カビの発生に気づかないまま長い間放置してしまい、取り返しがつかなくなってしまうおそれがあります。
大型の家具は、地震対策をしたうえで、壁から少し離して設置するようにしましょう。また、ホコリがたまってしまわないように、定期的に掃除をしましょう。
こまめに換気&湿度に注意
カビは、増殖に水分を必要とします。言い換えると、一定の湿度がなければ増殖はできません。そのため、こまめな換気はカビ発生を抑制します。
また、どうしても湿度が高くなってしまう部屋や押し入れ・クローゼットには、除湿剤の設置も効果的です。部屋全体がやや湿度が高い傾向にある場合には、除湿器を使って定期的に除湿をすると良いでしょう。
自分で取り除けないひどいカビにはハウスクリーニングを活用しよう
「カビ掃除をしたのに、翌週同じ場所にカビが生えていた…」
「あまりにもカビが広範囲に広がっていて、自分では掃除がしきれない…」
カビが建材の奥や壁紙の裏まで浸透してしまい、根本的な解決がむずかしい場合には、ハウスクリーニングの専門業者への依頼を検討しましょう。ハウスクリーニング業者は、専門の知識&道具で適切なカビ除去を行ってくれます。カビを根本から除去してくれるため、再度の発生を防止します。また、防カビコーティングなど、カビ発生そのものを防止する対策も依頼可能です。
大切な自宅だからこそ、信頼できる業者に依頼を
ハウスクリーニングの依頼にはコストがかかります。思っていた内容で作業をしてもらえるか、追加料金やオプション料金などで想定以上の費用がかからないかなど、依頼時には留意が必要です。見積もりや、相談時に懇意に対応してくれるかどうか、また料金設定や作業内容が適切かをよく検討したうえで、信頼できる業者に依頼しましょう。
「カビ除去のためにハウスクリーニングの利用を検討しているが、どこの業者に相談したらいいかわからない」
「ハウスクリーニングの適切な価格がわからないので、見積もりから相談したい」
「だいたいどれぐらいの金額がかかるのか、目安を知りたい」
など、ハウスクリーニングについての些細なご不安がある方も多いかと思います。そこでおすすめなのが、株式会社H.Bです。
株式会社H.Bは長野県を中心に、細かな箇所から家全体まで対応可能なハウスクリーニング業者です。見積もりの問い合わせから、ハウスクリーニングの相談まで、一つひとつの相談に親身に対応をしてくれます。
メールフォームから簡単に相談ができますので、この記事をきっかけにハウスクリーニングを検討してみたいとお考えの方は、ぜひ株式会社H.Bをご検討ください。
▼株式会社H.B
梅雨の時期はとくにカビに注意! 日頃からこまめな掃除&換気で対策を
いかがでしたでしょうか。
梅雨や長雨の時期にはカビが非常に発生しやすく、また健康にも住宅にも被害を引き起こす可能性があることがお分かりいただけたかと思います。こまめに掃除と換気を行い、まずはカビが発生しないように対策を行いましょう。カビが発生してしまった場合には、すみやかに掃除を行い、繁殖を防ぐよう心がけましょう。
ただし、カビの種類や状態によっては、自分で徹底的に除去をすることは難しい場合もあります。そんなときは、ハウスクリーニング業者への依頼を検討しましょう。業者は、プロの技術や専門の機材を使って、徹底的なカビ取りを行うことができます。自分で掃除するよりも効率的に、そしてより確実にカビを取り除くことができるため、おすすめです。また、ハウスクリーニングを定期的に行うことで、徹底したカビ防止を行えるため、家の中の空気の質を保ち健康的な生活を送ることができます。
梅雨の時期を中心に、カビは非常に悩ましい存在ですが、自宅を徹底的に掃除することで快適な空間を保つことができます。健康的な生活を送るためにも、こまめな掃除を心がけましょう。
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